兄弟について

目次

スポーツをやる上で、兄弟との関係というのは非常に大きな部分を占めます。
少年野球チームにおいても、それは例外ではありません。

親の視点

既にお兄ちゃんを入部させている貴方に対して、チームから様々な形で弟へのアプローチが始まります。
少子化の昨今、部員獲得の上でも兄弟の存在は大きく、私のチームでは、兄弟3人目以降は部費をタダにするなど、あの手この手で招致活動を繰り広げています。
一般的に兄が野球をやっている場合、弟も野球をやるというのはほぼ必然の流れになりますから、もし弟が野球をやらないとすれば、何かよほど特別の理由があるのでしょう。

貴方からしてみれば、どうせお兄ちゃんの送り迎えもするし、お茶当番の回数は(一般的に)変わらないので、普通は弟も野球をやる方向で全てが進みます。
兄でさまざまな経験を積んだ貴方は、その失敗経験を生かして、弟のチーム生活の中で様々な再チャレンジができるのです。

兄弟の関係

兄弟の年齢差にもよりますが、彼らは朝晩同じようにランニングや素振りに行きます。
お互い切磋琢磨することによって、技術向上に努めるのです。
特に寒い日など、継続に当たって折れそうになる心を“兄弟力”で乗り切っていくのです。
食卓での会話も弾みます。
その日の試合の結果や大好きなプロ野球チームの話で盛り上がります。
我が家の長男・次男は年子でしたが、チームでは1番・2番を打たせて、毎試合さんざん楽しませてもらいました。
双子の場合は、ちょっと事情が違います。
同い年の彼らは、試合や練習の中でたびたび衝突します。
見た目も酷似している彼らにとって、結果に差が出るということに納得できない部分が大きいようです。
私のチームにおける双子の卒団生の例でいうと、どちらかが野球から離れてしまった例ばかりです。

まとめ

兄弟関係は、一生続きます。
先輩後輩と同じようなものです。
ただ、兄弟の場合は寝食までも共にするので、一度関係がこじれると非常に厄介です。
お互いが中学→高校→大学と野球を続けることができるかどうかは家庭によって様々ですが、大人になって草野球などでも一緒にプレーできるような兄弟関係であれば最高です。
このように“野球愛”を通して兄弟関係の基礎を築くことも、我々指導者に課せられた使命なのです。