所属する小学校以外のチームを探す方法

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記事の目次

お子さんを少年野球チームに入れようとする場合、貴方は多くの情報を入手する必要があります。しかし、その情報の中にはしばしば誤ったものも含まれており、大袈裟ではなくお子さんを含む貴方の家族の運命を変えてしまうかもしれません。

仮に貴方の地域に、お子さんが所属する小学校名を冠したチームがある場合は、そこに入るのが一般的です。そのチームについての情報は、学校のPTAを通して収集するのがいいでしょう。

その他の場合(お子さんが所属する小学校名を冠したチームはあるが、入団したくないので他のチームを探す場合も含む)は、PTA関連以外からも情報を採る必要があります。

ここではその探し方について、いくつかご紹介しましょう。

マンションや町会の情報

貴方がマンションにお住まいなら、まず管理員さんに相談してみましょう。一軒家やアパートであれば町会長さんでしょうか。きっと、子供が少年野球チームに入っているお宅か、その辺の事情に明るい人を紹介してくれることでしょう。

うちのマンションの例で言えば、マンションの理事でもある私が少年野球の監督をしていることは多くの住人に認知されているので、拙宅に直接訪問を受けることがしばしばあります。その他、入部希望の情報が管理員さんに届けば、その日のうちに私に回ってきます。

また、多くのマンションでは、夏の盆踊りや納涼祭、年末のクリスマス会や餅つき大会など、子供をターゲットにした催し物があるはずで、それらは理事を任されている私にとっていわば“ドラフト会場”のような位置づけなので、近隣のマンションにまで出向いて色んな子供に声をかけまくります。

貴方のお子さんも、地域の行事には進んで参加させるようにしましょう。そこでスカウトされるかもしれませんね。

HPの情報

今は便利な世の中ですので、ネットで検索すればお住まいの地域で活動する少年野球チームのHPがいくつもヒットします。

しかし、HPの情報だけで入団の判断をするのは非常に危険です。なぜなら、少年野球チームの選定で最も重要なのは「人」だからです。

HPの情報から監督やコーチの人柄は透けて見えないはずです。まずは練習見学→体験練習という手順を踏みましょう。そして監督・コーチ・保護者・チームメートの「人」となりをじっくり観察してみましょう

ここでは危ないチームのHPが持つ特徴をご紹介しましょう。

  • 長い期間更新されていない…最終更新日を見て長期間未更新のHPというのは、担当者がすでに辞めてしまっている可能性が高いです。そして、残ったメンバーではHPを閉める方法すら解らずに、塩漬けになっているというものがほとんどです。担当者が作業引継ぎをせずにチームを離れるということは、チーム内のコミュニケーションに問題がある可能性大です。
  • 書き込み自由の掲示板がある…チーム内外で誹謗中傷が行き交う可能性が高いです。このような掲示板をオープンしていること自体、そもそもチーム内の統制が怪しいと思われます。
  • 選手の写真をやたらとアップしている…今や社会人の常識ともいえる“個人情報保護”の配慮が欠けていることから、チーム運営についても杜撰である可能性が高いです。
  • 選手の成績をやたらと細かくアップしている…これは成績の良い子供の親がHP担当者で、勝手に突っ走っているパターンだと思われますが、遅かれ早かれチーム内で軋轢が生じます。成績の良くない子の親御さんからすれば、間違いなく“面白くない”情報を世間に公表されているのですから。

このようなHPを見かけたら、充分注意して入団の判断をしてください。

まとめ

最後に、少年野球チーム探しにおいて一番大事なことを伝授しましょう。
「焦らない」ことです。

少年野球のチームには一度入団したら、基本的に地域の中での移籍はできません。そんなことを許したら引き抜き・自主移籍が横行し、健全な青少年の育成ができなくなるからです。

ここは親子共々腰をすえて、じっくりとチーム探しをしましょう。
「このチームに入ってよかった」「この監督に指導していただいてよかった」
6年生の冬にこう思えるような判断を、親子でしたいものです。

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