保護者の指導者との付き合い方について

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記事の目次

お子さんが少年野球チームに入団した貴方。
しばらくの間お子さんの指導をしていただくことになるであろう監督さんやコーチの皆さんとは、これからどのようにお付き合いしていけばよいのでしょうか。

付け届け

通常、少年野球チームに所属する部員は毎月“会費(部費)”を払いますが、これは“月謝”ではありません。監督・コーチは、無償のボランティアとして毎週のように子供達の面倒を見てくれています。
保護者としては、“週末なども休みなくご苦労頂き、本当にありがとうございます。”という感謝の気持ちが沸き、“何かお礼をしなければ…”という思考になって当然だと思います。

私のチームでも、盆暮れにお中元・お歳暮を贈ってくださる家庭が稀にあります。
監督だって人の子ですから、付け届けを貰えば悪い気はしません。
但し、私は付け届けをもらったからといって、スタメン選びなどに手心を加えたりしたことは一度もありません。

もし貴方が監督や指導者に対して何かの贈答を考えているのであれば、“いつも本当にありがとうございます。”という、純粋に感謝の気持ちだけで贈ってください。
間違っても“これでレギュラーは確実だわ。”などという不埒な期待は抱かないように。
あとでがっかりするだけです。

飲み会のお付き合い

一般的に、少年野球の監督・指導者というのは、喫煙率・飲酒率が非常に高くなっています。
これは、子供相手のボランティア活動において、有形無形のストレスが多く溜まることに原因の一端があります。
そして、それらを発散する場として、練習後・試合後の飲み会が多く開かれる傾向があります。

この飲み会について、私のチームを例としてお話ししてみましょう。
毎週末当然のように開催される我がチームの“指導者の飲み会”には、順番に声掛けして保護者を誘っています。
この飲み会においてお酒が飲める飲めないはあまり関係なく、ざっくばらんにお子さんのことやチーム内のことを話せる機会としてセットしています。(決してワリカンの人数を増やして、飲み代を安く上げようとしているわけではありません。)
そんな中で、日ごろから家庭内で悩んでいることや、他の保護者のいる前では言いづらいことが忌憚なく話せたり聞けたりすることで、結果としてお互いに有意義な時間を過ごすことになります。

その他、飲むことが大好きな保護者の中には、「監督。今日はどこですか?」と自発的に参加意思表明をしてくる人もいます。
このタイプは、中心選手の親御さんが多いようです。

何れにしても、監督・コーチから飲みに誘われたときは、“二つ返事で”参加するようにしましょう。
貴方が個別に“誘われる”ということは、首脳陣に何らかの意図があると考えてください。

必要以上のお付き合い

幸いなことに私のチームでは起きていませんが、監督・指導者と選手の保護者であるお母さんとの“道ならぬ”恋愛が大問題になることがあります。
少年野球チームの場合、その当事者が独身同士ということはほぼありえないので、大抵の場合、“不倫”ということになります。
しかも少年野球の場合は、多くの場合、双方の連れ添いの顔も住所も電話番号も解っているので、ばれた時には凄惨な“泥仕合”になります。
そして、結末は両家ともチームを離れて行くこととなり、“周囲も巻き込んだ地獄絵巻の話”として地域で語り継がれます。

近隣チームで起きるこのような“泥仕合”の話を聞くたびに、毎度自分達の襟を正すということをどのチームも繰り返しています。
一説には、グランドやスタンドではユニフォームを着た指導者が“特別素敵に見える”らしいですが、“試合”は子供の野球だけにしたいものです。

まとめ

楽しい少年野球ライフを送る為には、指導者と保護者が一体となることが不可欠です。
但し、羽目を外しすぎたり、越えてはならない一線を踏み越えてはそれこそ本末転倒です。
社会人として節度ある行動をとりつつ、関係者みんなで力を合わせて、勝ちすすんでいけるようにがんばりましょう。

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