ママ友からの情報を活用する

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記事の目次

お子さんを少年野球チームに入れようとする場合、いろいろな情報を入手する必要があります。また入団後にチームの一員として活動していく中においても、タイムリーにさまざまな情報を入手する必要が出てきます。そんな時、貴方の一番身近にある情報源が「ママ友です。

ここではそんな「ママ友」からの情報について、時系列で整理してみましょう。

入団前の情報

入団前のママ友からの情報で最も重要なものは、貴方のお子さんが入団するかもしれないチームに関する情報で、それは大袈裟ではなく、お子さんの野球人生を左右しかねない、非常に重要な情報です。

さらに、そんなママ友からのチーム情報の中で最も信頼性が高いのは、“兄弟が既に入団しているチーム”への勧誘情報です。

昨今、大抵のチームは部員の勧誘に関して、所属する子供たちが通う小学校に色々なお願いをしています。それは、チームのポスターを校内の掲示板に貼らせていただくことであったり、各教室で配布する勧誘チラシの許可をいただくことであったりと、その活動内容は様々です。さらにチームは、それと並行してお母さんたちにも指示を出します。これが、PTA活動で関係の深まっている周囲の「ママ友」に対する、積極的な勧誘活動です。

実際に息子や娘をチームXXに預けているママ友から貴方への情報は現実味にあふれ、熱意も感じられるはずです。その結果として、一番仲の良いママ友からの勧誘活動に応じる形でそのチームXXに入団することが多いでしょうし、人間関係的にもそれが良いのかもしれません。ただ、入団を最終決断するこの重要なタイミングで、ライバルチームであるチームYYのことについても、是非そのママ友に聞いてみたいところです。

では、なぜ入団時のこのタイミングが重要なのかを、さらに詳しく説明しましょう。
少年野球のチームというのは、地域の中に1チームしかないという、いわゆる“寡占状態”になっていることは殆どないので、貴方は数チームの中から選択できる状況に置かれているはずです。この時は、恐らく「とりあえずこのチームに入ってみようかしら!」くらいの軽い気持ちでしょう。しかし、実は、“選択したそのチームと心中する”くらいの覚悟が必要なのです。なぜなら、一度入団したら最後、基本的に地域の中での移籍はできないからです。また、そんなことを許したら最後、引き抜き・自主移籍が地域で横行し、各チームとして健全な青少年の育成ができなくなるからです。だから最初に入団するチームとは、その後の少年野球生活を、いわば「一蓮托生」の関係で過ごすことになるのです。「ママ友」に薦められた程度で安易に入団を決めることは、非常に危険なのです。「チームXXはセレブの親ばかりで感性が合わず、指導者も子供を頭ごなしに怒るひどい人ばかりだった」…などと入団後に嘆いても、後の祭りなのです。

入団前のママ友情報と、そこから導き出される貴方の判断が、なぜ重要かがわかっていただけたでしょうか。

入団後の情報

貴方がチームに入団した後も、ママ友からの情報は重要なソースです。主に先輩ママ友から伝わってくる重要情報のジャンルは、多岐にわたります。

「A君のおうちは、チョー派手だからあまり付き合わないほうがいいわよ。」などのチーム内メンバーの家庭に関する情報

「ユニフォームの泥を落とすポールという洗剤をチームでまとめ買いするので、一緒に買いましょうよ。」などのチーム内で連携すべき情報

また「冬用のジャンパーは、うちに長男が着ていた分が余っているからあげるわ。あんな\20,000もするものを、わざわざ買わなくていいわよ。」のような“お下がり”についてのお宝情報などです。その他、監督やコーチなど、指導者との接し方ノウハウのようなものも重要な情報です。プロ野球観戦のチケット情報や、野球用品のセール情報も頻繁に展開されてきます。また6年生の秋ともなると、「中学生になったら身の振り方をどうするか」などの、進路についての情報も加わってきます。

このように、入団後は情報がシャワーのように降ってきますが、中でも先輩ママ友からの情報が特に有益であるということを、ここでは押さえておいてください。

卒団後

今度は、後輩ママ友に対して貴方が情報を提供する番です。
数年間、共に歩んできたチーム活動は、既に貴方を“ベテランママ”の領域まで成長させたことでしょう。

成功・失敗の事例を、包み隠さず後輩ママ達に引き継いであげましょう
それが「チームの歴史を創り上げていく」という事なのですから。

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