汚れたユニフォームを洗濯するときのポイント

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記事の目次

お子さんを少年野球チームに入れようとする場合、金銭面以外で親として負担となる事柄にはどんなものがあるのか…というのも気になるところです。
「お茶当番」「弁当作り」「車出し」については、別の項でお話していますので、ここでは「洗濯」についてお話しましょう。

高校野球の部員のように毎日大量に発生するわけではありませんが、少年野球の洗濯もかなり大変です。
練習や試合の都度、我が子が持ち帰ってくるユニフォーム・アンダーシャツ・スライディングパンツ・下着・ソックスなどの洗濯物が、お母さんたちを日夜悩ませます。
また、夏場はその枚数も極端に増えるので、洗濯機の稼働率が飛躍的に上がります。
そして、回数以上にお母さんたちを困らせるのが泥汚れです。はっきり言って、通常の洗剤で泥汚れは落ちません。
しかし、野球に「スライディング」は欠かせず、熱心に走塁練習を行うチームであればあるほど、その泥汚れの程度がひどくなります。

泥汚れについて

泥汚れは不溶性の汚れです。汗などの塩分は水溶性汚れ、皮脂・植物油・鉱物油などは油溶性汚れといい、それらとは根本的に違う汚れなのです。
要するに、通常の洗剤や漂白剤などでは、浮かすことができないタイプの汚れであることを、まず理解する必要があります。
いくら洗浄力が強くて高価な洗剤を使っても、泥汚れに対しては無駄だということです。
では、どうすれば泥汚れを落とすことができるのでしょうか?

洗濯前作業

まず、泥のついたソックス・ユニフォーム・スライディングパンツ等を、小一時間干して乾かします。乾いたら、ダイナミックにバタバタと泥を叩き落とします。
その後、洗濯用のブラシを使って、汚れを掻き出します。泥汚れというのは、繊維の間に泥が入りこんでいる状態なので、物理的に掻き出してやるのが一番効果的なのです。
この後、洗濯機に入れる前に、固形石鹸(我が家ではウタマロ)とブラシでごしごし擦ります。
これでやっと洗濯前作業が完了です。 

洗剤

泥汚れに強い洗剤として「ポール」「泥スッキリ303」「ホワイトプレイヤー」が有名です。いろいろ試してみた結果、我が家では専ら「ポール」を愛用していました。
「ポール」の定価は2kg2,310円で、泥汚れの洗剤としては多分一番有名です。わがチームでは工場から直販でまとめ買いして、それをみんなでワリカン・分配をしていますが、ネット通販などでも購入できます。
「泥スッキリ303」の定価は1.4kg2,625円で、青と白の粉末を混ぜて使うので少々面倒です。また101、305、515というラインナップで土の種類によって使い分けするので、使用時には注意が必要です。
「ホワイトプレイヤー」の定価は2kg2,940円で、無リン洗剤なので手が荒れず、地球環境にもやさしいのですが、少々高いことと、ヴィクトリアなどのスポーツ用品量販店の店頭販売しかしていないのが難点です。
この3つには、どれも漂白剤が配合されているので、風呂の残り湯などでひと晩くらい浸け置きしてから洗濯機で洗うと、きれいなユニフォームが蘇ります。

まとめ

いずれにしても、野球の洗濯は大変です。
普段の洗濯物の延長…などと軽く考えていると大変な目に遭いますので、心の準備をお願いします。
最後に、今や野球洗濯のベテランとなった私の妻の話ですが、息子が活躍した日に限っては、鼻歌まじりで楽しそうにユニフォームを洗濯していることも付け加えておきます。

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